(7)月(6)日(土)
午前(1)(0)時から
(1)(1)時(4)(5)分
県民会館(5)(0)(5)号室
会費 500円
夏を乗り切ろう
よっしゃ~
≡Λ_Λ
( ゜∀゜)
≡( ヽ┐┐
◎->┘◎
(全国パーキンソン病友の会富山県支部)
速度の単位は「bps(ビーピーエス)」
Wi-Fiの速度は、「bps(ビーピーエス)」の単位で表されます。「bps」は「bit per second」の略で、1秒あたりに転送されるデータの量を示します。データの量は「bit(ビット)」で示されます。「bps」の数字が大きい場合、「bps」の1000倍の単位である「kbps(キロビーピーエス)」、100万倍の単位である「Mbps(メガビーピーエス)」、10億倍の単位である「Gbps(ギガビーピーエス)」の単位が利用されます。一般的に、Wi-Fiルーターや回線の速度を表す際は「Mbps」が使用されます。速度が大きいほど送受信できるデータ量が大きく、快適な環境であることを示します。
「理論値」より「実測値」が重要
通信速度には、理論値と実測値があります。理論値は、すべてが理想的な状態で、最も速度が出る場合に期待できる速度の数字をいいます。ただし、現実には回線の輻輳(ふくそう、アクセスが集中して混雑し通信が遅くなること)や、Wi-Fiの通信距離が離れることによる信号の伝送効率の低下など、様々な事情から速度は理論値どおりに出ることはありません。こうした速度低下の要因を含めて、実際の環境で測定された速度を、実測値といいます。実際のインターネット利用は、実測値に基づく速度で通信するため、速度の目安を考える場合は実測値で考える必要があります。
速度(実測値)は無料のWebサービスで計測できる
速度の理論値は、回線事業者やプロバイダーの契約プラン、Wi-Fiルーターのメーカーのカタログから確認することができます。実測値は、公表されている場合も公表されていない場合もあります。なお、自分の通信環境の実測値であれば、インターネット上の無料のWebサービスで計測することもできます。ブラウザーから、「スピードテスト」で検索すると、Google社ほか、多くの事業者が無料で提供している速度測定のWebサービスを見つけることができるはずです。一度、自分のWi-Fi環境がどの程度の速度が出るのか、計測してみてはいかがでしょうか?
さまざまなインターネット回線
インターネットを閲覧する場合、回線事業者やプロバイダーと、インターネット接続サービスの利用について契約を結びます。回線には、光回線、ケーブルテレビ回線、モバイル回線など、さまざまな形態がありますが、それぞれに特長があり、通信速度も異なります。最近は、都市部限定で、10Gbpsもの高速回線を提供する事業者もあります。
生活スタイルに応じて回線を選ぼう
回線の選択にあたっては、速度を重視する場合は、光回線がおすすめです。通信速度が大きく、安定したインターネット接続を期待することができます。ケーブルテレビ回線は、光回線に比べると速度が小さくなりますが、インターネットアクセスと一緒にテレビ番組を受信することができます(※)。一方、引っ越しが多く手軽にインターネット回線を契約したい場合には、モバイル回線がおすすめです。ポケットWi-Fiであれば、外出先でもネット利用できます。自分の生活スタイルに合わせて、最適な回線を選択しましょう。
なお、インターネット回線は、回線の速度がインターネット利用の速度の上限値になります。自宅内の通信機器の通信速度がどれだけ速くても、出口のインターネット回線が遅ければ、全体として速度は低下してしまいます。速度にこだわる場合は、通信速度の速い回線、プロバイダーと契約をしましょう。
インターネットアクセスを光回線で提供するケーブルテレビ事業者が増えてきました。令和2年度末、光回線を利用して放送を行う事業者は464社中342社で、73.7%になりました。(出典:総務省「ケーブルテレビの現状」令和3年9月版)ケーブルテレビであっても、光回線と同様の通信速度の場合があります。詳細はご自宅エリアのケーブルテレビ会社にご確認ください。
速度測定のWebサービスは、自分の回線の混雑状況だけでなく、サービス提供会社側の処理能力など様々な要因に依存するため、結果は大きく変動し厳密な速度測定はできません。実測値はあくまで目安としてお考えください。次のWi-Fi速度の目安としては、端末あたり実測値で30Mbpsを目指してみてはいかがでしょうか。メールなどテキストだけの通信であれば 1Mbps、一般的なWebページや標準画質の動画の閲覧であれば10Mbps、高画質動画の閲覧でも30Mbpsあれば十分です。大容量のファイル転送も時間をかけて通信すれば問題ありません。快適なWi-Fi環境を味わうことができるはずです。