富山県パーキンソン病友の会

(全国パーキンソン病友の会富山県支部)

2023年03月

「富山県パーキンソン病友の会」の活動のメインになっているのが設立当初から続いています「富山県パーキンソン病友の会通信」(略称:会報)ではないでしょうか。会報の担当の方から記事の依頼をお願いされた方も多いと思います。そこで誰もが簡単に記事が書けるようにパソコンを使って音声で文字入力する方法を説明します。スマホでも編集できるGoogle ドキュメントを活用して、より早く、より良い文書を作成してください。

Google ドキュメントでは、音声入力を行うことができます。 この機能は、最新バージョンの Chrome、Edge、Safari(Mac) ブラウザで使う事ができます。
音声入力を使用するには、パソコンのマイクがオンになっており、正常に動作している必要があります。
マイクの設定は通常、システム環境設定(Mac)かコントロール パネル(Windows)から行います。

ステップ 1: 音声入力を使用する
音声で入力する。ドキュメントで音声入力を開始する。
マイクが正しく動作するか確認します。

Chrome ブラウザで Google ドキュメントを開きます。
[ツール] ー> [音声入力] の順にクリックします。マイクのボックスが表示されます。
話す準備ができたら、マイクをクリックします。
通常の音量と速度ではっきりと話します。
入力し終わったら、マイクをもう一度クリックします。

ステップ 2: 音声入力中の間違いを修正する
音声入力中に入力ミスをしたときは、間違えた箇所にカーソルを移動し、マイクをオンにしたまま修正することができます。
間違いを修正したら、音声入力を継続する位置にカーソルを戻します。
灰色の下線が付いた単語を右クリックすると、候補を表示できます。
句読点を追加する

ステップ 3: 文章として整形する
ドキュメントの書式設定を行う
ドキュメントを編集する
表を追加、編集する

読み上げる(ユーザー補助機能)

Google ドキュメントは、文書ファイルをブラウザで作成・編集できるサービスです。Google アカウントがあれば誰でも無料で利用でき、Google ドキュメント アプリをインストールすればスマホやタブレットなどでも操作可能です。無料で誰でも利用できるため始めやすいのに加えて、複数人で文書を作成するのにぴったりのサービスです。
参考)【決定版】Google ドキュメントの使い方と便利機能を解説
https://www.yoshidumi.co.jp/collaboration-lab/google-docs-01

これはすごいぞ! 紙の書類を読み込んでテキスト化、さらに翻訳までできる。完全無料のGoogleドライブ&Googleドキュメントを紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=1WNBUaRlCkg

長い冬も3月の声を聴くと寒さもようやく和らいできました。

昨年は、パーキンソン病に加え、心臓疾患で検査や治療と病院通いの一年でした 。主治医の先生にはパーキンソン病以外の心臓病に関しても、いろいろフォローして頂き感謝しています。 おかげで現在は小康状態を保っています。 

パーキンソン病も落ち着いた状態ですが、オフ状態のときは妻より「ロボットと一緒だね」と言われます。油が切れ動けなくなった時は、立ち上がりに時間がかります。 足も前に出ません。

ある時一般道の歩道で倒れてしまいました。 急なことで一瞬目の前 分では転んだ自覚がありません。 その時、通りがかりの車から若い男性が下りてきて、起きるのを手伝ってもらいまし た。親切な人にめぐり合わせた事、頭を打たなかった事がよかったと 50メートルの距離を感謝しながら家路に着きました。

「ヘルプマーク」の携帯の必要性を実感しました。 電車、バスなど 外見からではわかりにくいので、付けていることで必要な支援を受けられると思いま す。

パーキンソン病と診断されてから17年経ちました。 これまで買い物やゴミ出しなど できていましたが、今は一人では困難で病院への通院や買い物など妻と二人で出か けることが多くなりました。 手助けしてもらいありがとうと言いながら生きたい 思っています。

パーキンソン病でなくても、加齢と共に体の機能が変化したり、 障害を起こしやすくなる 「フレイル」の状態になります。 いろい ろな危険性も高くなります。 会員の皆様と情報を共有し、 会報 載のリハビリや ZOOMでのリハビリを生活の中に取り入れ 日一日を大切に過ごしていきたと思います。

全国パーキンソン病友の会富山県支部  NO.120 2023.3  より転載

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