富山県パーキンソン病友の会

(全国パーキンソン病友の会富山県支部)

2023年09月

最近、聞こえづらくなってきて聞き返すことが増えた・・
補聴器はすごく高いし、見た目にも抵抗がある・・
補聴器や集音器を買ったけど、うまく使えない・・
これらの症状のために、患者さんと介護する家族との会話をサポートするのにつかえそうなアプリがありましたので紹介します。(聴覚障害者や発話が不自由な者と手話に拠らずに会話をする場合など)
スマホ、タブレットをつかうと、動画やテレビ番組を見るときに音声文字変換アプリを使って字幕を出すことができます。
タブレット画面に会話を自動的に文字に変換して画面に表示するということもでき、よりスムーズに会話ができる場合があります。

音声文字変換&音検知通知
対応デバイス:スマホアプリ(Android)
Googleが公開している無料アプリです。インターネットを使って、会議などでの発語を文字化します。文字化された文章をコピーして別の文書に張り付けることができるので、議事録ための文字起こしとしても使えます。
動画やテレビ番組を見るときに音声文字変換アプリを使って字幕を出すことができます。スマホやタブレットにアプリをインストールし、パソコンやTVなどのスピーカー(出力端子)とスマホをつなぐと音声認識ができるようになります。

最近の音声認識技術の進歩で、音声を文字にする、または文字を音声にするアプリがたくさん登場しています。聴覚障がい者、難聴者だけでなく、これらのアプリを活用して、YouTubeやテレビ番組などに字幕を付けてみるなど、会話やテレビの視聴などをもっと容易にして楽しみませんか?

日常会話を文字化しょうとすると聞き取れない発言が多くなりがちになる傾向がありますので、ワイヤレスマイクの利用を検討をした方が良いかと思います。スマホによっては旧マイクジャックが端子としてない場合は、普段充電器に接続しているType-C端子に接続することができるマイクもあります。
マイク1_1マイク2_2

また、補聴器や集音器をいろいろ使って比較するのも良いかと思います。ただ補聴器は価格が高いようで難しそうですね。
OliveSmartEar (オリーブスマートイヤー)の様にメーカー希望小売価格 29,800円(税込)OliveUnionの公式サイト、公式オリーブストアでは90日間全額返金保証がついて、34,800円(税込)で販売

畠夫妻2 (2)
2024年11月で「畠リハビリジム」を立ち上げられた畠勲児さんの七会忌になります。2018年の夏、畠さんが炎天下を自転車で「納屋を改造した畠ジム」へ案内してくださいました。おかげさまで今もヨガ体操を学ばせてもらっています。パーキンソン病と診断された畠勲児さんが、平成16年(2004年)に自宅の納屋を改装してはじめた、全国でもユニークなリハビリジムです。春には花見、秋にはリンゴ狩りなど、病気を忘れるくらい行事も活発で、ボランティアさんたちと一緒にワイワイガヤガヤ楽しんでいました。
私は。2008年の正月休みに家族から「右足を引きずっている」との指摘をうけ、一週間の検査入院の結果、パーキンソン病と診断されました。当初は、パーキンソン病について難病としての認識はなく、毎日半錠の薬(ネオドパストン)を飲むのと転倒に気をつける程度でした。東京での単身赴任で食生活などの不規則な習慣が原因かなと思っていました。2011年(平成23年)に退職、右足の動きが少しづつ悪くなり、「前かがみの姿勢(遅くる)」、「左ボタン止めがしにくい」、「食事に自分だけ遅れる」、「少しの段差でつまずく」、「便秘」、「夜間頻尿」、バランスがとりづらいため足が前に出にくくなり、つまずいたり転んだりしやすくなったりしました。このため、バランスを取ろうとしてふだんから立ったときに前かがみになり、歩くときはすり足で歩幅が小さくなりがちになりました。そのために杖や歩行器を使ったりしています。

 畠勲児さんは、定年退職後の2002年(平成14年)に体調を崩し、パーキンソン病と診断されました。当時は10年で寝たきりになるといわれていたので、将来への不安に凄く落ち込んだそうです。しかし、医師の「薬を飲むことと同時に、リハビリは毎日欠かさぬように」との言葉に一縷の望みを抱きリハビリをはじめようとしたものの、周りにリハビリをしている団体も場所もありませんでした。それならばと、自宅の農機具など仕舞っていた納屋を改装して無償で提供することを決め、2004年(平成16年)11月、富山県パーキンソン病友の会の仲間3人が2階に集まり、トレーニング器具を使ってストレッチ運動などのリハビリをはじめました。その後、リハビリの内容も、整体の専門家に協力を仰いで独自に考案した体操をDVDに編集したり、2005年(平成17年)からは、ヨガ講師の指導によるヨガ体操をはじめとして、詩吟に音楽療法と多くの援助者の力をお借りしながら、リハビリメニューを作られました。その間、会員が増えて手狭になった2階から移るため1階の土間を床張りにしたり、トイレやエアコンを増設したりと設備の充実を図ることができました。その他にも、流し台を修繕したり、駐車スペースを拡張したりと、畠さんや友人らの奉仕によるリフォームを続け、ソフト面ハード面共に全国でもユニークな奉仕によるリフォームを続け、ソフト面ハード面共に全国でもユニークなリハビリジムとして知られるうようになりました。2009年にNHKテレビで紹介されて多くの見学者が訪れました。

畠ジム タイムテーブル(2009年ごろ
<月曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 ヨガ体操
11:30~12:00 コーヒータイム
〃 ~ 〃 (第1月曜日) 食事会
〃 ~ 〃 (第3月曜日) お茶会(抹茶)
12:00~12:15 ハンドベル
13:00~15:00 ハーモニカ教室
<水曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 (第1水曜日) 手芸教室(女性)
ビーチバレー等(男性)
〃 ~ 〃 (第2水曜日) 詩吟教室
〃 ~ 〃 (第3水曜日) 音楽療法
〃 ~ 〃 (第4&第5水曜日)パーキンソン病体操
(身近なものを使って)
ビーチバレー等
11:30~12:00 コーヒータイム
<金曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 ヨガ体操
11:30~12:00 コーヒータイム
12:00~13:00 カラオケ・囲碁・将棋
週3回(月、水、金) リハビリやヨーガ以外にハンドベル、ハーモニカ、詩吟 など講師の参加もあり、囲碁、将棋、カラオケと各々同好会があり楽しく集いをしてき ました。
一年間のプログラムは1月は初釜、2月は日帰りでの温泉旅行、4月はお花見 7月は流しソーメン、11月はりんご狩り、12月はクリスマス会など恒例の行事としてき ました。 行事は畠さんの奥さんやボランティアの方々の協力なくしてはできなかったと 思います。

コロナ禍で畠ジム自体も一時休止したり、出かける行事はなくなってしまいました がりんご狩りは続けています。 今年も国吉りんご園のオーナーとなり、11月に掴み取 りに行く予定です。
(2016年:会員。賛助会員21名)(2023年:20名)7年間での退会者が15名(内亡くなられた方;藤巻さん、佐賀さん、畠夫妻、森さん、棚邉さん:6名 転出:島さん 東京へ 藤平さん 岡山へ 送迎ボランティア:高橋さん ホームページ、ビデオ作成:升さん、音楽療法:三村さん、ハンドベル:山下さん、パーキンソン病研究:伊藤先生
)でした。いずれの方々にも何かとお世話になりました。
新型コロナの影響もあり、7年間での退会者が15名でしたがヨガ体操(小林先生、ボランティア:福光さん、筏井さん、青木さん、森川さん、棚邉さん)、お茶会(抹茶)にはいまでも15名ほど参加されています。



パーキンソン病は、脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気です。高齢者に多くみられる病気ですが、若い人でも発症することがあります。黒質のドパミン神経の減少に加え、他の中枢神経や自律神経もダメージを受けます。手足の震えなどの代表的な症状に加え、精神症状や自律神経の障害があらわれることもあります。
・話し方に抑揚がなくなり、声が小さくなる 表情が乏しくなる、しゃべりにくさ(構音障害)、飲み込みにくさ(嚥下障害)、よだれが出やすい(流涎)これらの症状のために、患者さんと介護する家族との会話をサポートするのにつかえそうなアプリがありましたので紹介します。(聴覚障害者や発話が不自由な者と手話に拠らずに会話をする場合など)
タブレットをつかうと、聴覚障害者はタブレット画面に指で文字を書き、健聴者が発話した言葉を自動的に文字に変換して画面に表示するということもでき、よりスムーズに会話ができる場合があります。


1.読み上げアプリ(かわりに喋る)・効果音付き
 対応デバイス:スマホアプリ(iOS)、タブレット対応のiPad版
発言で困っている方にスムーズに会話ができるように作成している。文字を読み上げる。効果音を鳴らせます。

2.こえとら 
対応デバイス:スマホアプリ(iOS
、Android)、タブレット対応のiPad版
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)が同機構の所有する高精度音声認識技術、高品質音声合成技術をベースに、スマートフォン向けに開発したアプリケーションです。

3.Notta 文字起こしアプリ
対応デバイス:スマホアプリ(iOS・Android),Webサービス
文字起こしアプリとは、AIの音声認識機能などを利用して、会議や打ち合わせなどの会話を自動で文字起こしできるアプリのことです。文字起こしアプリは、音声を自動で書き起こしてくれる機能のほかにも様々な機能が搭載されています(ツールによって異なる)。

リアルタイムの会話だけでなく、録音済みの音声ファイルをインポートするだけでデータ化(5時間を5分程度)可能。データ化されたものはタグ付け機能やキーワード検索機能を使ってスピーディに編集可能(句読点も自動で挿入)。編集データはtxt、docx、srt、pdfファイルとして保存可能。104言語を自動文字起こしでき、議事録は41言語にクイック翻訳可能。月2時間まで無料、有料版は月額1,500円(月50時間)。
Nottaは高精度の音声認識とAI要約機能を使って、1時間の音声を5分で文字起こしし、簡潔な要約を作成することができます。インタビュー、対面会議やWeb会議で生成される多量の音声やテキストデータをAIが処理し、重要なポイントを抽出します。

4.音声文字変換&音検知通知
対応デバイス:スマホアプリ(Android)
Googleが公開している無料アプリです。インターネットを使って、会議などでの発語を文字化します。文字化された文章をコピーして別の文書に張り付けることができるので、議事録ための文字起こしとしても使えます。
動画やテレビ番組を見るときに音声文字変換アプリを使って字幕を出すことができます。スマホやタブレットにアプリをインストールし、パソコンやTVなどのスピーカー(出力端子)とスマホをつなぐと音声認識ができるようになります。

最近の音声認識技術の進歩で、音声を文字にする、または文字を音声にするアプリがたくさん登場しています。聴覚障がい者、難聴者だけでなく、これらのアプリを活用して、YouTubeやテレビ番組などに字幕を付けてみるなど、会話やテレビの視聴などをもっと容易にして楽しみませんか?

利用デバイス「iPhoneかAndroidか、MacかWindowsか」アプリによって、「iPhoneアプリ(iOS)しかない」「androidアプリしかない」という場合もあります。アプリが対応しているかどうか確認しておきましょう。

9月度はるみの会のご案内
富山県パーキンソン病友の会会員の方は、どなたでもご参加できます。
今回は、コースター作り

令和5年9月7日木曜日
午前10時から11時30分
黒部市役所2階
市民交流サロン

まだまだ、暑いが続きますね
おしゃべりしながら、クラフトペーパーで
コースターをつくりませんか?


































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