「第70回 射水在宅医療カンファレンス 」が射水市大江コミュニティセンターにて開催されました。

演題は「パーキンソン病の神経病理学」
講師は、京都府立医科大学 名誉教授 伏木信次先生です。
やや専門的なお話ではありましたが、非常にパーキンソン病の研究が進み、脳内のみならず患者の全身をあらゆる角度から発症との因果関係について検証されていること、また、胎児の時点や生後の成長過程において化学物質から受ける影響なども関係するのでは、という話もあって発症前の診断がつくようになればと期待が持てました。
講演後に個人的にお話しさせていただきましたが、とても心強い言葉をいただきましたのでご紹介いたします。
「パーキンソン病発症そのものは致し方ないが、リハビリや生きがいを持った生活、積極的な生き方が病気の症状を補うのではないかと思う」

実際に友の会に参加して前向きに活動なさる方と、閉じこもりがちな方との進行度合いは大きく違いがあると日頃感じています。
友の会活動に裏打ちされたような気分でうれしく思いました。