こんにちは

真夏のような暑い日が続いていますが。虫の声や、朝夕の涼風に秋を感じてホッとしています。

 パーキンソン病友の会富山県支部は沢山の方のご支援をいただき20年目を迎えることが出来ました。厚く御礼申し上げます。

友の会富山支部の創設にご苦労なさった先人の情熱と、行動力に感謝し今後も患者、家族の方たちの拠り所となるよう活動してまいりたいと思っております。

 昨今の友の会活動は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、密を避けてオンラインを活用しての交流会が中心に行われています。

先日も、仙台の友の会の佐藤さんに特別に参加して頂き、東日本大震災の経験から防災についてのお話をしていただきました。安全に避難が出来るよう、夜寝るときは常に、ベットの横に運動靴、懐中電灯を置き、日常必要な物、防災用具等はリックの中に入れてすぐ持ち出せるようにしています。コロナ感染予防から、消毒液、マスクも入れてます、クスリは忘れてはいけません。佐藤さんは薬を飲まずに、15日間職場の方、避難所の方のお世話をしていたそうです。とても辛かったのではと思われます。パーキンソン病患者にはクスリは大切です。オフになると突然体が動かなくなることもあります。この時の経験から常に、バックの中に7日分位常備しているとのことです。佐藤さんの丁寧な説明に、防災意識が高まったのではないでしょうか。

「備えあれば憂いなし」と言います。富山県は災害の少ない県と言われていますが、しかし災害は突然やってきます。いざと言う時に適切な行動がとれるよう準備をしっかりしておくことが大切ですね。

9月は防災月間です。地域の防災訓練にも積極的に参加して、町内会長さん、民生委員の方に病状などをお話しして支援をお願いしておくのもいいですね。

残暑はまだ続きそうです。今年もスポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋がやってきました。さあ~! 外に出て冷房でコチンコチンになった身体を思いっきり伸ばしましょう。