2024年11月で「畠リハビリジム」を立ち上げられた畠勲児さんの七会忌になります。2018年の夏、畠さんが炎天下を自転車で「納屋を改造した畠ジム」へ案内してくださいました。おかげさまで今もヨガ体操を学ばせてもらっています。パーキンソン病と診断された畠勲児さんが、平成16年(2004年)に自宅の納屋を改装してはじめた、全国でもユニークなリハビリジムです。春には花見、秋にはリンゴ狩りなど、病気を忘れるくらい行事も活発で、ボランティアさんたちと一緒にワイワイガヤガヤ楽しんでいました。
私は。2008年の正月休みに家族から「右足を引きずっている」との指摘をうけ、一週間の検査入院の結果、パーキンソン病と診断されました。当初は、パーキンソン病について難病としての認識はなく、毎日半錠の薬(ネオドパストン)を飲むのと転倒に気をつける程度でした。東京での単身赴任で食生活などの不規則な習慣が原因かなと思っていました。2011年(平成23年)に退職、右足の動きが少しづつ悪くなり、「前かがみの姿勢(遅くる)」、「左ボタン止めがしにくい」、「食事に自分だけ遅れる」、「少しの段差でつまずく」、「便秘」、「夜間頻尿」、バランスがとりづらいため足が前に出にくくなり、つまずいたり転んだりしやすくなったりしました。このため、バランスを取ろうとしてふだんから立ったときに前かがみになり、歩くときはすり足で歩幅が小さくなりがちになりました。そのために杖や歩行器を使ったりしています。
畠勲児さんは、定年退職後の2002年(平成14年)に体調を崩し、パーキンソン病と診断されました。当時は10年で寝たきりになるといわれていたので、将来への不安に凄く落ち込んだそうです。しかし、医師の「薬を飲むことと同時に、リハビリは毎日欠かさぬように」との言葉に一縷の望みを抱きリハビリをはじめようとしたものの、周りにリハビリをしている団体も場所もありませんでした。それならばと、自宅の農機具など仕舞っていた納屋を改装して無償で提供することを決め、2004年(平成16年)11月、富山県パーキンソン病友の会の仲間3人が2階に集まり、トレーニング器具を使ってストレッチ運動などのリハビリをはじめました。その後、リハビリの内容も、整体の専門家に協力を仰いで独自に考案した体操をDVDに編集したり、2005年(平成17年)からは、ヨガ講師の指導によるヨガ体操をはじめとして、詩吟に音楽療法と多くの援助者の力をお借りしながら、リハビリメニューを作られました。その間、会員が増えて手狭になった2階から移るため1階の土間を床張りにしたり、トイレやエアコンを増設したりと設備の充実を図ることができました。その他にも、流し台を修繕したり、駐車スペースを拡張したりと、畠さんや友人らの奉仕によるリフォームを続け、ソフト面ハード面共に全国でもユニークな奉仕によるリフォームを続け、ソフト面ハード面共に全国でもユニークなリハビリジムとして知られるうようになりました。2009年にNHKテレビで紹介されて多くの見学者が訪れました。
畠ジム タイムテーブル(2009年ごろ)
<月曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 ヨガ体操
11:30~12:00 コーヒータイム
〃 ~ 〃 (第1月曜日) 食事会
〃 ~ 〃 (第3月曜日) お茶会(抹茶)
12:00~12:15 ハンドベル
13:00~15:00 ハーモニカ教室
<水曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 (第1水曜日) 手芸教室(女性)
ビーチバレー等(男性)
〃 ~ 〃 (第2水曜日) 詩吟教室
〃 ~ 〃 (第3水曜日) 音楽療法
〃 ~ 〃 (第4&第5水曜日)パーキンソン病体操
(身近なものを使って)
ビーチバレー等
11:30~12:00 コーヒータイム
<金曜日>
9:15~10:30 リハビリ体操
10:30~11:30 ヨガ体操
11:30~12:00 コーヒータイム
12:00~13:00 カラオケ・囲碁・将棋
週3回(月、水、金) リハビリやヨーガ以外にハンドベル、ハーモニカ、詩吟 など講師の参加もあり、囲碁、将棋、カラオケと各々同好会があり楽しく集いをしてき ました。
一年間のプログラムは1月は初釜、2月は日帰りでの温泉旅行、4月はお花見 7月は流しソーメン、11月はりんご狩り、12月はクリスマス会など恒例の行事としてき ました。 行事は畠さんの奥さんやボランティアの方々の協力なくしてはできなかったと 思います。
コロナ禍で畠ジム自体も一時休止したり、出かける行事はなくなってしまいました がりんご狩りは続けています。 今年も国吉りんご園のオーナーとなり、11月に掴み取 りに行く予定です。
(2016年:会員。賛助会員21名)(2023年:20名)7年間での退会者が15名(内亡くなられた方;藤巻さん、佐賀さん、畠夫妻、森さん、棚邉さん:6名 転出:島さん 東京へ 藤平さん 岡山へ 送迎ボランティア:高橋さん ホームページ、ビデオ作成:升さん、音楽療法:三村さん、ハンドベル:山下さん、パーキンソン病研究:伊藤先生)でした。いずれの方々にも何かとお世話になりました。新型コロナの影響もあり、7年間での退会者が15名でしたがヨガ体操(小林先生、ボランティア:福光さん、筏井さん、青木さん、森川さん、棚邉さん)、お茶会(抹茶)にはいまでも15名ほど参加されています。