パーキンソン友の会富山県支部の総会・医療講演会を4月にリアルとオンラインのZoom配信(ミーティング)のハイブリッドで実施しました。
医療講演会ではパワーポイントなどによる講演だけでなく実技指導など予期していない人の動きや
講演後の質問者などもカメラに捉えなければなりません。カメラマンなしの定点カメラ1台で行ったのですがこの不測の動きに対応してカメラを動かす必要があります。また、回線のことや会場常設機材の把握などは会場としっかりやり取りを行っておくことは大事です。会場の機材が配信方法に適した機材なのか否かを判断しておくことはコストにも影響することになります。(大型のスピーカーやモニタ、ミキサー、マイクなど)
オンラインのZoom配信(ミーティング)先でも映像、音声が明瞭に聞けるかチェックして連絡してもらえる様に参加者に依頼することも必要です。
PD友の会富山県支部の総会・医療講演会(4/21)
 サンフォルテ2Fホール 350名
オンラインのZoom配信(ミーティング)の音量が小さく会場の講演内容が聞き取りにくかったとの指摘あり。
PD友の会富山県支部の第2回医療講演会(8/18)
 サンフォルテ3F第1会議室 80名
*オンライン参加者に協力してもらいチャットで音声などの不具合の連絡して頂いた。
<Zoom配信(ミーティング)の
機器構成>
インターネット
⬛WiFiルーター ーーーー ●管理PC MacBookPro
プロジェクター接続
●プレゼンPC(ノートPC)
●MacBookAir
Webカメラ接続マイク
●iPAD  ワイヤレスピンマイクx2
*会場用マイク、音響設備は使用します。

⬛WiFiルーター ACアダプタ用タップ(WiFi接続がだめならUTPケーブル接続とする)
ホール内に設置済の室内ルータにWiFiルーター接続
TP-Link WiFi ルーター 無線LAN WiFi6 AX1800 規格 1201 + 574Mbps WPA3 EasyMesh 対応
●管理PC MacBookPro
●プレゼンPC(ノートPC)
●Zoomカメラ接続PC MacbookAir
webカメラ EMEET C965 ウェブカメラ webカメラ 2つマイク内蔵 1080p 30fps FHD 96°広角 200万画素 自動フォーカス 目隠しカバー pcカメラ 外付けwebcam 三脚対応 会議カメラ zoom skype Windows10/8/7 Mac 10.10以降

通常は会場設置マイクを使用する。webカメラに 2つマイク内蔵しているので会場の音はZoomマイクから入力する。
・ハウリングが生じない様に音量調整をする。(ホールや会議室、宴会場などでマイクを使用して拡声をする際に、「ブーン」「キーン」や「ピー」といった大きく不快な音を発生する現象をハウリングといいます。)
・プロジェクターに表示される画像を見て、それぞれの場面に応じてカメラ位置を決め、ハウリングが生じないか。想定している音量か確認する。この時、ノートパソコンの出力確認にヘッドホンも使用する。
・オンラインのZoom配信(ミーティング)先についても同様にハウリングが生じていないか。音量が十分か確認する。
・オンラインのZoom配信(ミーティング)先からwebカメラによる映像、音声を会場のプロジェクター、スピーカーやモニタに映し出して音量調整して明瞭に聞けること。
*Zoomのオーディオ設定で「マイク音量を自動調整する」のチェックボックスをはずしてハウリングが生じない程度に音量調整する。
*Zoomのオーディオ設定ーオーディオプロフィールで「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」に設定する。

*参加者名の表示、マイクのミユート(消音)を必ず行う。

 も参照して下さい、


1.会場運営に関わる役割
●運営全体管理者
遅延の吸収など全体進行の調整判断・他トラブル対応 受付来場者リスト管理など
●檀上レイアウトーテーブル等の移動など
●照明・スクリーン操作ー照明、スクリーンの管理・操作
●タイムキーパーー登壇者への残り時間の告知
2.配信に関わる必要な役割
Q&Aやチャット管理、閲覧チェック、とりまとめ
Zoom管理者ーアカウント登録、入室管理、パネリスト格上げ設定などを担う
発表用スライド資料管理ーデータとりまとめ、再生操作など
オンライン登壇者への連絡ー段取り確認、トラブル時の対応
マイク除菌係、アルコール消毒設置など

※オンライン登壇者が多い場合には登壇者への連絡係が複数人必要になります。回線が切れてしまった時などトラブル時の連絡や登壇のタイミングの合図などが必要になります。
このような役割を決めておき各担当者の進行確認と一緒に、配信画面を作って確認し合っていく、そんなリハーサルを行うこと。
進行台本を読み込み懸念事項を洗い出してクリアにしておく
持ち込む機材の確定
会場の設備の把握
会場に機器予約の状況を確認
会場の押さえている時間が搬入搬出の考慮がされているか
技術スタッフが行う範囲、参加者が担う作業や範囲、はなるべく早く明確にしておく
イベントにおける人の動き・物の移動の準備の重要性
配信のイベントは「イベント自体の段取り」と「配信の段取り」の2つを考えないとならない。特に進行の流れに沿った人の動き、物の移動の想定は大変です。
会場のレイアウトをどうするか
登壇者はどこから登壇してどこから降りるのか
場面転換の際のマイクの用意やテーブルの移動はだれが行うのか?....etc